発明の名称 | 「海洋生物の付着防御器具」 |
概 要 | 食用貝であるタイラギの殻体表面に、フジツボ、イガイ、カサネカンザシや粘着ホヤ、複合ホヤ等の海洋性生物が付着するのを 確実に防御する方法及びそれに使用する防御器具を提供すること。事前に防汚効果を持たせた通水性素材を貝の殻体に密着 させて使用することで、 (1)付着時期にあるフジツボ浮遊幼生が付着基盤に付着する際の「好適付着流速」を阻害、 (2)付着基盤となる貝殻表面の微生物フィルム形成を阻害することにより、フジツボ、イガイ、カサネカンザシ等の蛋白質 由来の付着「嗜好」を阻害 (3)加えて「粗密な形状」から平滑性を好む粘着ホヤ、複合ホヤ等を防御する |
出願人 |
独立行政法人水産総合研究センター 、田崎真珠株式会社 |
発明者 |
前野 幸男、鈴木 健吾、北原研司他 |
出願番号 |
特願2008−227300(P2008−227300) | 出願日 | 平成20年9月4日(2008.9.4) |
公開番号 |
特開2010−57432(P2010−57432A) | 公開日 | 平成22年3月18日(2010.3.18) |
発明の名称 | 「タイラギを垂下養殖するための養殖用器具」 |
概 要 | 垂下養殖において、タイラギを基質内に確実に潜砂させ、タイラギ殻体への付着物を防御し、成長させるために使用するタイラギ 専用のタイラギ養殖器具を提供する。 基質を使用した防汚処理養殖用容器内にタイラギ専用の足糸固定器を設置する。かかるタイラギ垂下養殖用器具を使用すれば、 基質中の足糸固定器により、アンスラサイトなどの軽量基質を使用しても、砂や砂泥を使用しても、タイラギの基質上への飛出しを 確実に防止することができ、タイラギ殻体へのフジツボなどの海洋生物の付着を防御しつつ養殖を行なうことができる。 |
出願番号 |
特願2008−227299(P2008−227299) | 出願日 | 平成20年9月4日(2008.9.4) |
公開番号 |
特開2010−57431(P2010−57431A) | 公開日 | 平成22年3月18日(2010.3.18) |
出願人 |
独立行政法人水産総合研究センター 、田崎真珠株式会社 |
発明者 |
前野 幸男、鈴木 健吾、高木 儀昌、北原研司他 |
お問合先 | (独)水産総合研究センター 水産技術交流プラザ(知的財産担当) TEL045-227-2692 |
2010/3/10 |
社員日記 |
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